2012年8月16日木曜日

パラオでのフライは渋かった


二日前のフライでの惨敗から,

まあ,ルアーなら「少しは」簡単とは思う.

朝から,「今日は結果を出そう」と決めていた.



途中でカツオ漁船を追い抜いて行く.









いろいろな場所に,ポイントがある.







きれいな海.
しかし,嫁さんからは,旅行前から,
「あなたは,サカナを見て,海を見ず.海のきれいさを楽しんでいない.」

と本当のことを指摘されていた.

その通り.

しかし,人生の鉄則は
「ほんとのことは言わない.」
が正しいと思う.

去年は,ルアーでは,息子が40匹近く,釣りまくった.
一投目からカスミアジの50㎝クラスが釣れた.

風もあり,今日は,一人でボートチャーターである.
家族は,釣りにはついてこないことになった.




そんなこんなで,12日はフライは,朝の10分ぐらいで,
あっという間にあきらめた.

改善点は,別記事に.

ルアーに変更した.


それで,二日目は,朝からルアーに変更していたので,

投げて投げて,投げまくった.

それでも,フライを投げるより100倍は楽.



遠投できて,

ポイントも狙えて,

「ルアーフィッシングって,こんなに楽しいの?」

という感じ.



ガンガンとはいわないが,まずまずつれた.

鳥山で,バイトはあっても逃がしたりと,なかなか・・・・

まあ,15匹はつれたが,
午前中はそれでも自分的にはうまくいかず.

一回,ドラグが鳴って,
そのまま切れてしまったのもあった



50㎝クラス以上が釣れていない.

初めのうちは,サンゴ礁に入られて,2回以上は
あげられなかった.

1秒でも気を緩めると,
サカナの頭が下を向いて,
サンゴ礁に入る.
それでラインがひっかかり,
彼らは逃げれるという状況.



段々と,投げるポイント,巻き方,
かかってからのテンションを緩めないコツ
など体得していった.


午前中は,その学習課程.

午後には,





なんとかカスミアジも釣れた.

しかし,小さい子供.


最後のポイントに移動.

残りあと40分ぐらい.


潮が満ちてくるので,
大き目の魚が入ってくるらしい.

全く,最後まであきらめないつもりだった.

 

ここで,釣れないとパラオ旅行自体が,
マイナスの思い出になる.

執念のような気持ちであった.


結果は,
15:45から,16:10ぐらいまでに
大きいのが二匹釣れた.

まずは大遠投に
大きな
「ホシカイワリ(カッポレの仲間)」
がきた.




これは,ルアーを半分後ろから飲み込んでいたので,
血が大量に出た.

それで,日本料理屋さんに持っていくことに.

すぐにしめてもらって,なんとか,
晩御飯になる程度の魚を一匹ゲット.


よーし,もう一丁と

次に投げると,50cmはある,
「ロングノーズエンペラー(フエフキダイの仲間)」



が続けて来て,ようやくパラオの釣りが

完結した.

2回投げて,二匹釣れた.



まあ,この二匹を日本料理屋に
持って行って料理してもらうことにした.


その後,次の一投でハタもきたが,
それは海にリリース.




なんとか,16:30の帰港予定時間までには,

「今回も楽しんで,自分なりの大物も釣った」
状態となった.



帰港して,ホテルへ.

シャワーあびて,
19時に食堂へ行って食事.









刺身,につけ,フライ,すし,
アラの赤出汁,すべてががおいしかった.



まあ,パラオでの
最後の晩餐.



後は,ホテルに帰って,
夜中発の飛行機に間に合うように,

荷造りして,2時間ぐらい横になって,

ホテルのロビーに13日0:30集合.
そして飛行機に乗って,日本に帰ってきた.


今回は,SPF30の釣り用のシャツに,

SPF50の日焼け止めクリーム.
もう一つ高級なSPF30の日焼け止めクリーム

さらにスプレー式のSPF30の液体を持参して,
徹底的に日焼けは抑えた.

さらに首に「Buff」を巻いて行った.

海は,ルアーのほうが面白い.

フライは,近くのターゲットを探して
狙う釣りのような.

絨毯爆撃みたいに,
全体を攻めるにはフライは
不利であろうと納得.

2012年8月3日金曜日

道南 3,4日目 もうヘロヘロ


7月17日

もう3日目になる.その日は8時に迎えが来る.
その時,自分は,もう,限界を超えた状況.
16日の晩は,久しぶりに,ビジネスホテル.
個室で入浴もできて,
ネットも有線なので,ノートパソコンにつないで,
いくつかチェック.


まあ,ヘロヘロになって,寝不足,
二日間,睡眠時間4時間ぐらいだったので
かえって,リズムが狂って眠れない.


それでも,17日の朝は起きて,
ホテルで朝食.700円.
コーヒーがおいしい.
毎日,コーヒーと野菜サラダが主食の自分には
ほっとする食事.


まあ,今日のフライフィッシングも始まる.
少し,厭世気分だが,頑張ろう.

最初の川に行って,
多くの技術的な指摘を受けた.

全く,異なる.

釣果よりも,プロの技術指導を受けられた点が
良かった.

投げることについて,
1)肘が伸びている.肘を曲げている.
2)手関節を最初に曲げている.
  それでは,ロッドの先が曲がる.
  バット部を曲げたければ,手首を曲げずに肘をあげる.
3)ラインが後ろに行くとき,左手が離れて
  ループができない.ラインを伸ばす必要はない.


他にも,前後の動きが早すぎて,
ラインの重みが
全くロッドにかかっていない.                                                                                        ナドナド.


                                                          
技術的に
4)キャストした後,すぐに,ラインのスラックをとるべく
  左手でラインを引いてくる.
5)ポイントにうまく投げられたら,すぐに魚は来るので,
  釣る準備をしておく.安心して一息入れたら,間に合わない.
6)合わせがオーバーアクションで,遅い.
  グッとすこしだけ引く.そのためには,ラインスラックが
  あってはいけない.常にラインを左手で引いていく.
  オーバーアクションなのは,ラインがたるんでいるから.
7)ラインが長くなればなるほど,合わせは難しい.
  

無意識に左手でリールからラインを出す癖があるが,一回目投げて,
その前方に投げる時は,ラインを出すのではなく,前に3歩進むこと.
  
  


無くて七癖というか,無意識にラインをいつも出していた.
  そして,動かずに,その場から次のキャストをしていた.
  それだけ釣りにくくなる.

などなど,すべてが,非常に勉強になった.
まあ,うまくいかないことも多かったが,

なんとかかんとか釣れた.
疲れ切っていた.

投げ方が,○山の川幅2m程度のところで釣ってきた
自分の「ガラパゴス化」した技術では,

通用しないと分かった.

心の中では,「もう,良いかな」

ここまでかな?

という気持ちが徐々に芽生えていた.